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研究者として働くということ

サイエンスを仕事にするCROという選択

サイエンスを仕事にするCROという選択

T.M. 大学院では、農薬をテーマにした研究に携わっていました。就職にあたっては勉強していたことがそのまま活かせる農薬メーカーを中心に見ていたんですが、ボゾリサーチセンターが農薬に関連した安全性試験を行っていたことを知り、志望しました。学生時代の研究が直結しているというわけではないんです。

T.N. 私も、今の業務は学生時代にやっていたこととは遠いですね。

Y.M. 大学でやっていたことを、そのまま活かせている人はきっと少ないですよね。僕の場合も、大学で伸ばしたスキルをできるだけ活かせればいいなという感じで企業選びをしていました。学生時代は、主に分子生物学を専門にしていましたが、今は毒性学が専門です。畑は違うけれど、サイエンスという意味では、ベースにあるものは共通していると思います。

サイエンスを仕事にするCROという選択

T.N. 私の場合は、大学院に進学していなかったこともあり、まず研究者として採用してもらえる企業があるとは思っていなかったため、ボゾで研究を仕事にできる喜びが大きかったですね。こういった点で、ボゾは、4大卒の人にとっても志望しやすい間口の広さがあると思います。

T.M. 入社の決め手は、医薬品を中心に農薬も扱っているボゾなら社会的にも貢献できるし、やりがいをもって取り組めそうだなと思ったからです。志望したときは、CROという言葉自体も知らなかったんですよ(笑)ですから、入社当初は、期待と不安が半々くらいだったと思います。

Y.M. 大学院で専門にしていたのは、主に最先端の技術です。一方、ボゾで行うのは病理組織学、血液学、血液化学など長年をかけて培われてきた手法を用いる毒性評価が中心です。そうした歴史のある安全性研究の「奥の深さ」に面白みを感じたのもボゾを志望した理由の一つです。時には新規試験法の開発に携わるなど、新しい技術に触れる機会があることも嬉しい材料でした。

サイエンスを仕事にするCROという選択

T.N. 私は大学で研究の続きをしたかったというより、生活者に商品を提供する開発の方に興味がありました。最終的に生活者に届けるというゴールがあるということは、先が見えにくい地道な研究に比べて安心できることだと思います。みなさんは、大学の研究室に残るという選択肢はなかったんですか?

T.M. 大学で研究を続けるには、研究テーマを見つけること自体が成功の鍵になってきます。ものすごく先まで見据えて研究を続けないといけない。ドクターまでいって、苦労している人をみると、就職して自分の可能性を広げたいと思うようになりました。

Y.M. 僕の場合は、学生2人に教授1人というような小さな研究室にいたので、このようにたくさん人とコミュニケーションを取りながら仕事ができるということが単純に楽しいですね。大学時代は1週間誰ともしゃべっていないという時もありました(笑)。安全性試験の操作は自分一人では到底できるものではなく、観察・投与・検査など、多くの人に協力してもらって初めて前に進めることができます。そういう意味ではコミュニケーションがとても大切で、病理・生化学・臨床など他の専門部署とうまく連携をとりながらでないと、試験は円滑に進みません。

T.M. 大学での研究が必ずしも孤独とは言えないかもしれませんが、安全性の研究は経験がものを言う世界です。行き詰まったり困ったりすることがあれば、知見を持つ経験の豊富な先輩たちに聞くことができます。僕もそこが大きな魅力だと感じています。

Y.M. 大学に残って研究を続けることを想像したとき、最終的に自分のアイデア次第になってしまうことが不安でした。ボゾのような受託機関では、ある程度ゴールを見据えながら社会のニーズに応える研究を続けていける安心感があると思います。

社員同士の距離感の近さが、研究しやすい環境を作り出す

社員同士の距離感の近さが、研究しやすい環境を作り出す

T.M. 年齢が近い若手・中堅社員が多いことも当社の特長だと思います。 話しやすいので、悩み相談をし合うこともよくあります。お互いを呼び合う際も役職ではなく、○○さんと“さん付け”で呼ぶ事が多いですね

Y.M. 入社時から“さん付け”で呼んでいたので意識していなかったのですが、確かにそうですね。

T.N. 私の部署では部長も○○さんと呼んでますね(笑)。

T.M. 外部の会社をみて、初めて「あれ、役職で呼ばなくて良いのかな?」と気づきますね(笑)。その点でも、ボゾの社員同士の距離はとても近いと思います。

Y.M. 「役職で呼ばなくても良いよ」と、入社後すぐに先輩に言われました。研究職なので仕事の便宜上、自然とそうなったのかもしれませんが。

T.M. ○○課長というと距離を感じてしまいますよね。ボゾでは上司というより、先輩という感じで非常に和やかに仕事できています。

T.N. 確かに、仕事はやりやすいと思います。私の部署は、すぐ近くに部門長が座っているので、業務で思うことがあればすぐ部門長に言います(笑)。業務改善などを含めて打ち合わせが必要ないと感じた小さなお願いは頻繁にしていますね。

社員同士の距離感の近さが、研究しやすい環境を作り出す

Y.M. 特にGLPでは、原則として全ての作業にSDの指示が必要ですから、細かなことでもSDに相談できる雰囲気であることはとても重要だと思います。現場の想いを反映して作業環境が改善することもありますからね。

T.M. ポイントポイントで、相談する感じですよね。現場の意見もしっかり聞いてもらえますし、ミーティングできちんと決めておいた方が良いというポイントを押さえておけば、やるべきことに注力できます。

T.N. 私が在籍する病理の場合は、ある程度やり方が決まっています。つねに一定の品質の標本を出さないといけないので、コミュニケーションを取りながら仕事をしています。その点でも、情報を共有して足並みをそろえることはとてもしやすい会社だと思います。

未来のために、私たちができること

未来のために、私たちができること

T.M. 現在担当している試験から派生した形で、新しい試験のベースとなる研究も行っています。試験時に比較対象として使用できるデータを揃えている段階です。学会で発表できる形でまとめられればと思っています。うまくいけば、ボゾリサーチセンターとして安全性試験の受け入れの幅が広がります。そうすることで結果的には研究者の考察の幅も広がるはずだと考えています。

Y.M. 僕は毒性学をメインに研究を行っていますが、個人的には免疫毒性がおもしろそうだと思っています。免疫毒性に関する毒性試験は、現在でも行われている一般的なものですが、環境化学物質や食品によるアレルギーの機序は未だ明らかでない部分も多く、これらを評価するための免疫毒性試験も発展途上にある状況です。将来的に化学物質などによるアレルギー誘発性を予測できるようになれば面白いと思います。通常行っている安全性試験から幅を広げ、社会全体の利益につながる研究テーマを見つけて取り組んでみたいですね。
一方で、お客様の問い合わせから、新規試験の開発がスタートすることもあるので、研究に値するテーマが次々と出てきます。テーマの候補にはマスコミで取り上げられるような社会や医療の問題に起因するものが多いので、テレビなどで関連のニュースを見るたびに自分が携わっている仕事が医療の根幹に携わっているのだと実感します。やりがいのあるテーマをうまく取り込んで研究につなげていきたいですね。

T.N. 病理部では、外部の先生を招いて実験をみてもらっています。そこで学んだことを確実にスキルアップにつなげたいというのが今の目標です。なかなか普段の業務をやりながらなので難しいのですが、最終的には成果をまとめて学会発表できたら良いですね。

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